解体工事業

建物を再生し、資源を再生する

官公庁工事・民間工事

その名の通り、建物の取り壊しに関するもので、増加する老朽建築物の建て替えなどに欠かせない工事です。建物の他にも、家周りのブロック塀の撤去、リフォームに伴う内装解体など、さまざまな種類の工事があり、一般的には、解体で出る廃棄物と一緒に、建物に残っている不要品や残置物も処分してもらえます。
建物を壊すだけと考えられがちですが、建物はそれぞれ構造や立地条件がことなり、解体工事もそれらの条件に合わせ、さまざまな工法を用いて行われます。手順を誤ったり、安全面を考慮しないと、隣接する建物を傷つけたり、危険を伴う仕事です。
ここでは、現在行われている工法のうち、いくつかをご紹介します。

解体工事業

手壊し解体

日本の一戸建て住宅でも数が多い木造住宅の場合に用いられる工法で、重機を使わず、手作業のみで建物の取り壊しを行います。現在は、重機と手作業を合わせた「重機併用手壊し工法」と呼ばれるものが主流で、「建設リサイクル法」で指定された箇所や、重機を敷地内に設置する場所を確保するまでは人力で解体し、その後は重機を用いて解体します。

分別解体

ショベルなどの重機を用い、まとめて一気に取り壊す工法で、排出された廃棄物の各資源を手作業で分別しつつ進めます。コンクリート、アスファルト、木くずに関しては、建設産業廃棄物の約80%を占めており、特にコンクリートとアスファルトは、原料に戻しやすいうえ、リサイクル後の用途が広いというメリットがあります。

圧砕機工法

コンクリート圧砕機というアタッチメントを重機に取り付け、コンクリートを破砕、鉄骨や鉄筋を切断する解体工法です。RC(鉄筋コンクリート)造やSRC(鉄骨鉄筋コンクリート)造などの硬い建物の解体では主流の工法です

当社実績

  • 成人病センター解体工事
  • 旧木造中央公民館解体工事
  • 鰺ヶ沢旧水産総合研究センター解体工事